下田の家


地元の幼馴染から「家を建て直したい」と依頼があり、ありがたく請け負わせていただきました。木組み土壁です。近所に山を持ってみえて施主さん支給の木材も沢山使用する事ができました。「裏山の木で造る家」は最近ではほとんどなくなりましたが、余分なエネルギーを使わない理想的な家づくりです。山が近いため暖房は薪ストーブが主役です。


解体

昔の思い出がたくさん詰まった家を解体するときは心がとても寂しくなります。 背丈を刻んだ柱や額を飾った壁、洗濯物を干した鴨居など家族の生活の思い出がなくなってしまうような気持になるからです。 しかし思い出は心の中に残り続けるます。

「家族の心に残る家」 新たに造る家も、そんな家になって欲しいと願います。

建前

刻みが終わったところで、施主さん家族が養生の紙貼りを手伝いにきてくれました。 水捌けの悪かった裏山も、木を伐採し擁壁を作り、排水工事を行ったことで安全で水捌けの良い敷地になりました。 上棟は盛大な餅投げで盛り上がり、夜は思い出に残る素敵な宴席を開いて下さいました。 仕事を頼んでもらい、おなかいっぱい振舞ってもらい、さらにお礼まで言っていただける。 こんな職業ってなかなかありません。 「大工で良かった」と感謝の気持ちでいっぱいです。

心を込めて お客さんの夢を形にしていきます。

完成

工事は順調に進み、無事完成を迎えました。 工事期間中は仮設での生活で、お施主さんには長い間ご不便をおかけしましたが、職人たちに毎日労いの言葉をかけていただき、気持ちよく仕事をすることができました。

新たな家で、ご家族みなさんが明るく楽しく暮らしていってくれる事を願っています。